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飼い主ならちゃんと知っておきたい!犬のしつけと訓練の違い

犬を「しつける」。犬を「訓練する」。どちらも同じ意味のように聞こえますが、実はこの2つ、同じようで違う意味があります。その違い、説明することができますか? 家庭犬にルールを教える(=ドッグトレーニング)においては、この2つの違いを理解しておくことが、実は重要なんです。今回はこの2つの言葉の違いを説明したいと思います。

photo by Day 155 - Dogs in training | Great photo of one of our poli… | Flickr

根本の違い

この2つ、根本的な違いがあります。まず「訓練」ですが、これは警察犬や麻薬探知犬に盲導犬など、いわゆる「仕事」をする犬をトレーニングすることを指します。ミスが伴うと大事故や人の命に関わる重要な仕事のため、犬は絶対にミスが許されないように厳しくトレーニングしていきます。一方、「しつけ」は一般家庭で飼われている犬、いわゆる「家庭犬」を対象としたトレーニングのことを指します。人間社会で安全かつ他人に迷惑をかけずに生活するルールを教えますので、犬が進んで良い行動をするように楽しくトレーニングしていきます。
※ただ、団体によっては「家庭犬の訓練」という言葉を使っていることもあります。本記事では、一般的な意味として様々な団体が分けているようにこの2つの言葉をわけて説明しています。

犬を訓練する

では、訓練とは実際にどういうことをやるのかというと、先に述べた通り、それぞれの「仕事」を覚えさせます。臭いを嗅ぎ分けて人間に知らせたり、飼い主を誘導したり、と仕事の目的によって内容はことなります。しかし、どの訓練にも共通して言えることは、人間に「絶対服従」ということです。行動は人間からの指示があってから、間違えれば叱ってできるまで何でも訓練を繰り返します。それくらい厳しくトレーニングをしないと実際の仕事ができるレベルにまで到達することはできません。

photo by IMG_2334 | CRYSTAL ROLFE | Flickr

犬をしつける

家庭犬をしつける場合には、「信頼関係」が必要です。それは普段から一緒に生活しながら築いていくものでもあります。トレーニングにおいては、無理の無い範囲で、間違っても基本的には叱ることはなく、またうまくできた時は大袈裟なくらいたくさん褒めて犬のやる気を高めます。あくまで生活をする上でのルールを教えますので、飼い主ともども楽しみながら教えるべきことを学んでいきます。もちろん、本気で咬もうとしたり、ほかの犬を傷つけるようなことをした時は本気で叱るなどメリハリも必要です。

犬と飼い主にとって一番良い方法で

外飼いが多かった昔は、犬は「家族」というよりは「番犬」の役割が強く、しつけと言えば「訓練」式が普通でしたが、現在では室内で飼う犬の方が多く「しつけ」の必要性が増してきました。ただ、どちらもあくまで任意で行うものなので、犬と飼い主の目的に沿った、また無理なく双方にとって一番良い方法を見つけて実施してもらえればと思います。